住友ゴム工業の研究開発組織・施設を核として、世界各地に所在する子会社・関連会社群との密接な連携のもと、タイヤ・スポーツ・産業品他事業の幅広い領域・分野で研究開発を推進しています。
こうした活動を通じた知的資本の蓄積が、競争優位な製品群や新たな成長を生み出す原動力となっています。
タイヤ事業では、「タイヤが地球環境のために貢献できること」をテーマに、「低燃費性」「原材料」「省資源」の三つの方向性で環境配慮商品の開発に取り組んでいます。
自動車産業を取り巻く環境が大きく変化するなか、「さらに高い環境性能」を実現する技術である「エナセーブ・テクノロジー」に基づいて環境配慮商品の開発を推進しています。
当社グループのサステナビリティ長期方針「はずむ未来チャレンジ2050」に基づき、目標に対する成果を検証し、次年度の目標を策定しています。
ここでは、項目ごとに立てた目標と実績について紹介しています。
サステナビリティ長期方針の目標 | PLAN 2022年目標 |
DO 2022年活動実績 |
CHECK 自己評価 |
ACTION 2023年目標 |
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製品イノベーション | |||||
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アクティブトレッドに関する開発推進 | アクティブトレッドに関する技術開発 | 100% | アクティブトレッド技術を搭載した次世代タイヤの2024年商品化に向けた開発実施 |
中期計画で2024年のアクティブトレッド技術搭載の次世代タイヤ発売を発表 | |||||
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サステナブル商品認定制度に関する基準の制定 | サステナブル商品認定制度に関する社内基準と2030年に向けた目標を制定 | 100% | サステナブル商品認定制度を適用した商品企画の開始と、社内体制づくり |
資源循環 持続可能な原材料 | |||||
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リサイクル率向上に向けた検討 | リサイクル率向上に向けた検討実施 | 100% | リサイクル率向上に向けた検討継続 |
代替原材料の検討 | 代替原材料の検討実施 | 代替原材料の検討継続 | |||
設備検討 | 設備検討実施 | 設備検討と新規原材料導入に向けた対応計画 | |||
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2021年比4.5%のプラスチック使用量削減 | テニスボールのプラスチック製ふた廃止 | 85% | 梱包材等のプラスチック削減継続 |
タイヤ、スポーツ、産業品での販促材のプラスチック使用削減の取り組み実施 |