ブランドの価値向上と事業の最大化を図る
ダンロップブランドを最大限活用し、事業の最大化を図るためには、グループの持つすべてのリソースを活用し、総力を挙げて取り組むことが必要と判断し、2018年1月ダンロップスポーツ社と経営統合を行いました。
そしてタイヤ事業とスポーツ事業のシナジー創出を推進し、ダンロップブランドを最大限活用するため、テニス事業を中心にブランド価値向上に取り組んでいます。
ダンロップブランド活用の取り組み
テニス事業:価値向上を図る4つの取り組み
ラケットスポーツにおけるダンロップの新ブランドメッセージを制定
勝利することだけでなく、ゲームを楽しみ、ゲームを愛するプレーヤーのためブランドであることを伝えるメッセージとして「LOVE THE GAME」をグローバルで展開していきます。
“ダンロップ「CX」シリーズ POWERED BY SRIXON”発売
これまで、主に国内はスリクソンブランド、海外はダンロップブランドで販売してきましたが、2018年12月発売の「CX」シリーズからは、ブランドをダンロップに統一し“ダンロップ「CX」シリーズ POWERED BY SRIXON”としてグローバルで展開していきます。
日本企業初「全豪オープン」とオフィシャルスポンサー契約
テニスの四大大会の一つである「全豪オープン」と2019年からオフィシャルスポンサー契約を締結し、大会使用球「DUNLOP Australian Open」を発売しました。
IMGアカデミーと新たな取り組みスタート
「IMGアカデミーダンロップジュニアプログラム」を実施し、トップジュニアの発掘・育成をサポートしていきます。また、IMGアカデミー内に「ダンロップイノベーションセンター」を設置。
現地での情報収集や選手への商品テストを行うなど、今後開発の拠点として利用していきます。
テニス事業とタイヤ事業のシナジー創出
DUNLOPブランド事業の買収後、ブランド価値向上を目的にテニス分野への投資を進めています。
今後はそれらを活かして、事業間で相互にブランド価値を高めていく活動を拡大します。その第一弾として、2018年のウィンブルドンファイナリストで当社契約プロのケビン・アンダーソン選手を起用したプレミアムコンフォートタイヤ「ビューロ VE303」のタイヤ広告を製作し、2018年12月から展開。テニスとタイヤの「DUNLOPコラボレーション広告」によるダンロップタイヤの販売を促進しています。
今後も各事業が一体となって、ブランド価値を高めていきます。
ケビン・アンダーソン選手