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大型バス用リブタイヤDUNLOP「エナセーブ SP138」新発売

 住友ゴム工業(株)は、大型バスに求められる耐偏摩耗性能や低燃費性能を向上させたバス用リブタイヤであるDUNLOP「エナセーブ SP138」を2019年3月1日から発売します。発売サイズは2サイズ、価格はオープン価格です。


 近年、高速路線バスの利用客増加や訪日外国人の増加に伴い、大型バスの需要は高まりを見せており、バス用タイヤにはローテーション回数を減らす省メンテナンス性や輸送コストに影響する低燃費性能が一層求められています。
 今回発売する「エナセーブ SP138」は、ビード構造の強化や高拘束力ベルト※1の採用、リブ形状の変更などにより、大型バスに適したトレッド※2形状を実現することで耐偏摩耗性能を高めました※3。さらに当社独自の新材料開発技術「ADVANCED 4D NANO DESIGN」により開発した、ゴム内部の発熱を抑制する「S.A.微粒子カーボンⅣ」を採用することで低燃費性能を従来汎用品※4比で10%向上させました。
※1 ラジアルタイヤに配されるトレッドとカーカス(タイヤの骨格を形成するゴムで被覆したコード層の部分)
※2 タイヤが路面と接触する部分
※3 当社従来品(SP122A/SP128A)との比較
※4 SP122A

タイヤ:エナセーブ SP138
ロゴ:エナセーブ SP138
eco line up ADVANCED 4D NANO DESIGN SCT Ⅲ S.A.微粒子カーボンⅣ 


■特長
 ○優れた耐偏摩耗性能
 ビード構造の強化や高拘束力ベルトの採用によりショルダー部の接地圧を、従来品より維持・均一化しています。さらに、サイプやリブの形状変更により剛性を適正にすることで、耐偏摩耗性能を向上させています。
 

※従来品SP122A/SP128A(295/80R22.5 153/150J, 12R22.5)比

 ○優れた低燃費性能
 カーボンとポリマーの絡み合いを強固にする「S.A.微粒子カーボンⅣ」を採用することでゴム内部の発熱を抑制しています。これにより、低燃費性能が従来汎用品※5比で10%向上しています。
 ※5 SP122A
 

 

 ※試験条件 ■試験装置:タイヤ転がり抵抗試験機 ■タイヤサイズ:295/80R22.5 153/150J ■荷重:32.85kN ■空気圧:900kPa ■リム:8.25 ■速度:80km/h
 ※RRC(転がり抵抗係数)の結果はSP138:4.74 SP122A:5.26です。 ※転がり抵抗の軽減率と燃費の向上は異なります。転がり抵抗の低減がそのまま燃費の向上につながるものとはなりません。また先のデータは新品時のものであって、摩耗により転がり抵抗値は変化します。
 ※試験条件に関する詳細なデータについては、タイヤ公正取引協議会に届け出てあります。


■発売サイズ
 295/80R22.5 153/150J
 12R22.5 16PR

 

DUNLOP