住友ゴム RECRUITING SITE

グローバル戦略 Global Strategy

中国を含む新興国でのタイヤ市場の成長率が牽引し、世界のタイヤ需要は増加しています。
エリアごとに異なるニーズに細やかに応えるには、従来の日本本社集中体制からの脱却が必要です。
そこで住友ゴムグループは、「アジア・大洋州」「米州」「欧州・アフリカ」の三極にそれぞれ担当役員を配置し、各エリアで製販一体となった施策を推進する経営体制を構築。
意思決定のスピードアップを図るとともに、日本本社と各拠点との連携を密にして、エリア特性に応じた現地ニーズを製造・販売に速やかに反映し、多様な価値の創造に挑みます。

米州地域

製品開発においては、米国テクニカルセンターを本格稼働させるとともに、米国タイヤテストコースで四輪車用タイヤの評価を新たに開始。顧客ニーズを取り入れた商品力の高いタイヤをスピーディーに市場に投入できる現地開発体制を強化しています。
また、米国工場において、需要の多いSUV用タイヤを中心とした乗用車・ライトトラック用タイヤの生産能力を、2019年までに現在の日産5,000本から10,000本に増強するなど、生産面も強化。ブラジル工場でも同様の生産能力増強をはかっています。

欧州・アフリカ地域

現地開発体制強化のために、欧州テクニカルセンターを稼働。これにより今後、欧州・アフリカ市場での顧客ニーズに沿った商品開発のリードタイムが短縮でき、市場での競争力をますます高めることが可能となりました。
生産面では欧州市場への供給拠点であるトルコ工場が順調に生産能力の拡大を続け、南アフリカ工場でも乗用車・SUV用高性能タイヤの生産能力を増強しており、建設中のトラック、バス用タイヤ工場も2018年7月稼働予定です。
プロモーション展開においては、イングランドプレミアリーグの「リバプールFC」とのスポンサー契約をFALKENブランドで締結しました。
「リバプールFC」は、世界中に多くのファンを有している最も歴史のある名門サッカークラブのひとつ。この活動を通して、世界市場でFALKENブランドのプレゼンス向上が実現するでしょう。
他にも、ドイツブンデスリーガの「FCインゴルシュタット04」とのスポンサー契約、「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」の参戦体制を、ポルシェとBMWの2台体制へ強化するなど、FALKENのバリューアップを図るべく活動を推進しています。

アジア・大洋州地域

アジア・大洋州地域では、環境対応タイヤのラインアップ拡充を進めています。低燃費タイヤの自主規制がスタートした中国で、基準に適合した「SP TOURING R1」「エナセーブEC300+」をいち早く展開しました。この商品は、他のアジア市場でも、環境対応タイヤ市場におけるプレゼンスを高めていくことでしょう。
販売面では、中国で展開する小売店網「Dガード」の展開強化、中国、インドをはじめとするアジアにおけるFALKEN取扱い店舗数の拡大。オーストラリアでの「FALKENパルス」店の拡大など、各国で取扱店舗数が順調に増加しています。

新興市場への進出

現在新興国を中心としたグローバルな自動車需要の拡大に伴い、世界のタイヤ需要は年々着実に拡大しています。当社では2011年時点で合計約10%(中国を除く)であった新興市場での販売比率を、2020年には20%に引き上げることを目標としています。具体的には、ブラジル工場を2013年10月に、トルコ工場を2015年6月に稼働させた他、アポロタイヤ南アフリカ社から買収した南アフリカ工場が2013年12月より自社工場として稼働開始しました。また、ロシア、インド、オーストラリアでは販売会社を設立し、順調に生産能力、販売網の拡大を続けています。

欧米事業の拡大

2015年のグッドイヤー社とのアライアンス契約および合弁事業の解消により、欧州・北米事業での様々な制約がなくなり、より柔軟で積極的な事業展開が可能となりました。北米ではアライアンス契約解消によって取得した米国工場、欧州ではトルコ工場を活用して高性能タイヤの供給能力の強化、商品ラインアップの強化を図り、欧米事業の拡大にグループ一丸となって全力で取り組んでいきます。