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~市島工場内のビオトープで~絶滅危惧種のホトケドジョウの稚魚生育を確認

2017年6月22日

~市島工場内のビオトープで~
絶滅危惧種のホトケドジョウの稚魚生育を確認

 ダンロップスポーツ(株)は6月16日、市島工場内にあるビオトープ※1で、環境省の絶滅危惧IB類※2、兵庫県版絶滅危惧Aランクに指定されているホトケドジョウの稚魚が生育していることを確認しました。当工場は2016年10月と今年5月にホトケドジョウの成魚をビオトープに放流しており、自然繁殖を目標としていました。
 同日、「ホトケドジョウを守る会」の山科ゆみ子会長、「丹波の森公苑」の土井英樹課長、神戸市立須磨海浜水族園淡水チームの小坂直也サブリーダー、磯崎祐助さん、堀田千尋さんがビオトープの水質とともに、ホトケドジョウの生育状況を確認したところ、約37mmに成長した稚魚が見つかりました。
 ホトケドジョウは日本固有種で、青森県を除く東北以南の本州に生息し、当工場がある兵庫県丹波市がその最西端にあたりますが、兵庫県内では丹波地域の5箇所でしか生息が確認されていません。
 当社は、今後も地域社会との共生や環境保全のため、様々な活動を行ってまいります。
※1.ビオトープ:生命(bio)と場所(topos)の合成語で、生物の生息空間のこと。多くの自然が破壊された現在においては、残存するビオトープを保全したり、消失したものを復元、創出したりすることで絶滅危惧種の保全などに役立てている。
※2.絶滅危惧IB類:「環境省レッドリスト2017」でリストアップされている動植物3,634種の「絶滅のおそれのある野生生物(絶滅危惧種)」のうち、「近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの」とされている種。汽水・淡水魚類はそのうち54種。
■ダンロップスポーツ(株) 市島工場の概要
所在地兵庫県丹波市市島町梶原5
工場長浅川 直己
生産品目ゴルフボール
操業開始1996年
敷地面積182,000平方メートル(ゴルフ科学センター含む)
ISO14001認証取得1998年
ダンロップスポーツ(株) 市島工場
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  ダンロップスポーツ(株) 広報部 (東京)
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