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平成25年12月期 第2四半期決算について

2013年8月7日

平成25年12月期 第2四半期決算について

 
 住友ゴム工業(株)の平成25年12月期 第2四半期決算(平成25年1月1日~6月30日)における連結の売上高は3,459億円と、前年同期比3.6%増となりました。また連結営業利益は297億円と前年同期比7.9%減、連結経常利益は277億円と前年同期比8.6%減、連結四半期純利益は155億円と前年同期比5.7%減となりました。
 
 主力のタイヤ事業では、国内市販用タイヤは、最上の静粛性を追求した低燃費タイヤ「ビューロ VE303」や、低燃費タイヤブランド「エナセーブ」の高い環境性能をトラック・バス用タイヤにも拡大した「エナセーブ SP688」を発売するなど、低燃費タイヤを中心に拡販と販売構成の改善に努めたことなどにより、売上高は前年同期を上回りました。
 また国内新車用タイヤは、低燃費タイヤなどの高付加価値タイヤの拡販を進めましたが、国内自動車生産台数が前年同期を下回ったことにより販売数量が減少したため、売上高は前年同期を下回りました。
 海外市販用タイヤは、政情不安により市場が停滞している中近東、天候不順で夏タイヤの需要が停滞したロシア等で販売数量は減少しましたが、為替が円安傾向で推移したため、売上高は前年同期を上回りました。
 海外新車用タイヤは、当社が生産拠点を有する中国、タイ、インドネシアにおいて自動車生産台数が前年同期を大きく上回るなか順調に販売を伸ばし、売上高は前年同期を上回りました。
 以上の結果、タイヤ事業全体の売上高は2,978億円(前年同期比3.4%増)、営業利益は263億円(前年同期比5.9%減)となりました。
 
 スポーツ事業主力のゴルフでは、国内市場においては、好天にも恵まれてゴルフ場入場者数は前年同期を上回りましたが、海外市場では、天候不順や欧州の景気低迷により力強さに欠ける状況が続きました。このようななか、国内市場においては、ゴルフボールでは革新的な非円形ディンプルを採用した新商品「ゼクシオ XD AERO(エックスディー・エアロ)」が好調に推移しました。しかしながら、ゴルフクラブでは主力商品「ゼクシオセブン(=7代目ゼクシオ)」が発売2年目のため販売が減少し、その他の商品も伸び悩んだため、国内販売全体としては低調に推移しました。
 海外市場においては、米国で「クリーブランドゴルフ」のウエッジクラブの新商品などが好調に推移し、韓国では「ゼクシオ」シリーズのゴルフクラブが販売を伸ばしました。
 以上の結果、スポーツ事業全体では売上高は327億円(前年同期比3.2%増)、営業利益は23億円(前年同期比31.8%減)となりました。
 
 産業品他事業では、戸建て住宅向け制震装置「ミライエ」を拡販したことや、プリンター・コピー機用精密ゴム部品や医療用ゴム栓などの高機能ゴム製品も順調に販売を伸ばしました。
 以上の結果、産業品他事業全体の売上高は154億円(前年同期比9.6%増)、営業利益は10億円(前年同期比22.8%増)となりました。
 
【決算短信/決算説明会資料】
 http://www.srigroup.co.jp/ir/library/financial-report/2013.html