WORKPLACEダイバーシティ&
インクルージョン
住友ゴムグループでは、purpose(存在価値)を軸とした理念体系Our Philosophyを導入しています。
purposeの体現のため、多様な価値観・経験・属性を尊重し、成長し続けることを経営上の重点課題と位置づけています。
多様な人材が活躍することで、グローバルでの競争に打ち勝っていけると考え、様々な取組みを行っています。
住友ゴムグループでは、purpose(存在価値)を軸とした理念体系Our Philosophyを導入しています。
purposeの体現のため、多様な価値観・経験・属性を尊重し、成長し続けることを経営上の重点課題と位置づけています。
多様な人材が活躍することで、グローバルでの競争に打ち勝っていけると考え、様々な取組みを行っています。
住友ゴムのダイバーシティの取組み
U.M.
人事部D&Iグループ 課長
当社の企業理念体系「Our Philosophy」において、パーパス「未来をひらくイノベーションで最高の安心とヨロコビをつくる」と、パーパスを体現するためのありたい姿(ビジョン)「多様な力をひとつに、共に成長し、変化をのりこえる会社になる」を定めており、これらの実現に向けて取組むことがD&Iだと考えています。多様な属性、働き方の社員が生き生きと働ける会社を目指します。
特に女性活躍の推進は重点課題であり、主に「キャリア意識の育成」、「両立支援」、「風土醸成/相互理解促進」の3つの分野で取組みを進めています。キャリア意識の育成では、女性リーダーの育成を主目的としてメンター制度を導入しました。両立支援においては、男性育児参画を主要課題として、誰がいつ抜けてもチームとして最大のパフォーマンスを発揮できる生産性の高い組織づくりを進めています。風土醸成については、役員管理職から一般社員まで順次アンコンシャスバイアス(無意識の思い込み)の理解浸透活動を進めており、企業行動基準にも規定しています。
キャリア形成を軸に、各種取組みを行っています。
従業員が、性自認・性的指向を問わず互いを尊重しながら活躍してもらうことが重要だと考えています。そのための環境づくりの第一歩として、LGBTQに関する社内での認知や理解を進めています。また、関連イベントや団体に協賛することで、アライ企業であることを表明しています。これらの活動を通じて、職場におけるLGBTQなどの性的マイノリティへの取組みの評価指標である「PRIDE指標2023」にて「ゴールド」に認定されています。
動画放映や研修を通じて周知と理解を深めています。
人事部チャットボットのチャボも理解促進に一役買っています。
PRIDE指標ゴールドに認定されています。
真のグローバル企業にとって、海外とビジネスレベルで効率的にコミュニケーションがとれる人材の確保は不可欠です。多様な人材は、ユニークな視点と異なる文化へのより深い理解をもたらし、各市場の顧客へのより良いサービスの提供を可能にします。住友ゴムでは、外国籍の従業員が能力を最大限発揮できる環境づくりを積極的にサポートしています。そのための課題解決に向け、前向きに取組んでいます。
障がいの種類を問わず、様々な職場で障がいをお持ちの方が働いており、そのような方々が個性や能力を発揮できるようサポートしています。バリアフリートイレ等の設備面が整備されており、ジョブコーチが在籍しています。また、各事業所に健康管理スタッフ(産業医・看護職)を配置しており、心身の健康について気軽に相談できる体制が整っています。
※障がい者雇用に特化した特例子会社「SRIウィズ」をグループとして有しております。
車椅子対応のエレベーターを備えています。
バリアフリートイレを設置しています。
身障者用の駐車スペースを用意しています。
本社には健康管理センターが設置されており、各種健康面の相談が可能です。
私の所属する部署において、周りのメンバーとのコミュニケーションは取りやすいと思います。
部内のミーティングは、英語と日本語を混ぜて行われることが多いですが、ミーティング中のコミュニケーションについてはまったく問題ありません。
また、私の部署の会議はとても柔軟で、日本語で言えないことは英語で言えば、誰かが通訳をしてくれます。このようなチームワークが私たちのチームに様々なプラスの効果をもたらし、非ネイティブスピーカーであっても、自分の考えを言いやすい環境であると思います。
私は入社7,8年目で産休・育休を取得し、復帰後、入社10年目の時に管理職になりました。入社当時から、このチームのリーダーになることは意識していました。
入社してから上司が継続して指導してくれ、ある時は専門外の仕事にチャレンジする機会も与えられました。とても大変でしたが、やり切ったことで、それが自信につながりましたし、上司との面談で、「客観的にチームメンバーを見て一番管理職に適正がある。」といわれたこともあり、自分自身も納得して、管理職を目指すことができました。
管理職になってからは、自分の裁量でスケジュールを決められることが多いので、子育てをしながらでも働きやすいと、より一層感じています。
また、私のチームには様々な属性のメンバーがいることもあり、メンバーとのコミュニケーションは相手の話を傾聴することを心掛けています。
これからは多様な人材がその人自身の強みと個性を発揮できるチーム・職場をつくり、チームとして成果を出すことで、会社と社会に貢献したいと思っています。
私の部署は、様々なバックグラウンド(性別・国籍・採用形態・雇用形態)をお持ちの方が多くいらっしゃいます。
仕事の際でも様々な意見や視点をいただき、「自分にはない視点だったな」とハッと気づかされることがあり、毎日良い刺激を受ける職場だと思います。
そんなチームの中で良いコミュニケーションをとるために重視をしているのは「お互いの意見を尊重する」という点です。
何故なら、様々なバックグラウンドをもっている皆さんの良さを引き出し、イノベーションを生むためには、安心して意見を出せる環境・雰囲気を作る必要があると考えるからです。
そして、そのような雰囲気では皆さんが様々な意見を出してくれますし、自分一人では考えつかないような発想も生まれ、より良いアウトプットにつながります。
項目 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 |
女性管理職比率 | 3.3% | 3.2% | 3.8% | 4.3% |
---|---|---|---|---|
女性課長代理比率 | 8.3% | 9.8% | 8.7% | 10.1% |
女性総合職比率 | 10.3% | 10.9% | 18.5% | 13.3% |
女性取締役 | 0人 | 1人 | 1人 | 1人 |
女性キャリア採用比率 | 14.7% | 11.4% | 21.8% | 15.6% |
女性育児休業取得率 | 100% | 100% | 100% | 100% |
男性育児休業取得率 | 5.4% | 14.1% | 68.8% | 84.7% |
外国籍社員比率 | - | - | 0.51% | 0.55% |
障がい者雇用比率 | 2.24% | 2.39% | 2.39% | 2.56% |