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「健康経営優良法人2024(ホワイト500)」に認定 ~8年連続、健康経営宣言の実践で高く評価~

 住友ゴム工業(株)は、このたび経済産業省と日本健康会議※1が共同で発表した優良な健康経営※2を実践している法人が選定される「健康経営優良法人2024(ホワイト500)」に認定されました。生活習慣病などの高リスク者に対する重症化予防や受動喫煙防止・禁煙推進対策への取り組みが評価された結果で、認定制度が開始された2017年から8年連続での認定取得となります。


  社内で実施したメンタルヘルスケア講習の様子

 当社は企業理念体系「Our Philosophy」において、パーパス「未来をひらくイノベーションで最高の安心とヨロコビをつくる」と定めています。このパーパスの実現には、従業員の心身が健康であることが不可欠だと考えています。今後も、従業員一人ひとりが活力をもって働けるよう健康経営宣言※3に基づいた施策を推進していきます。

■当社の健康経営に関する主な取り組み
「健康経営」の取り組みをさらに推進するため、「産業保健体制の強化」と「健康文化の醸成」を長期重点目標とし、この目標を達成するために、中短期重点項目(7項目)に取り組んでいきます。

【長期重点目標】
1. 産業保健体制の強化
安全と健康は一体のものであると考え、労働安全衛生に関連する法令遵守を適切に実施するための基盤である、産業保健体制の充実を図るとともに、全社的に「健康経営」を推進できる組織体制の整備を進めます。

2. 健康文化の醸成
社員とその家族の「健康」が、一人ひとりの幸せの源であると共に活力ある企業活動や企業の成長の源と考え、「健康」の重要性を共有して「自ら健康増進に取り組み」、「お互いの健康を気遣いあえる」という健康文化を、経営トップ自ら率先して当社グループ全体に浸透させていきます。

【中短期重点項目】
1. 重症化予防
2. 生活習慣改善
3. メンタルヘルス対策
4. 労働生産性の向上
5. 治療と仕事の両立支援
6. 高年齢・女性のための健康支援
7. 新型コロナウイルスを含む感染症に関連する対策

 中短期重点項目の主な取り組み事例として、「生活習慣改善」では、受動喫煙防止・禁煙推進対策を優先度の高い重要課題としています。2024年1月から会社敷地内での全面禁煙を実施したほか、禁煙治療補助施策やイベントなどの活動を充実し、さらなる喫煙率の低減を進めています。また、「メンタルヘルス対策」では、管理職を対象としたラインケア講習にて部下の健康管理や事例対応スキルの向上を図るとともに、個人向けにはセルフケアセミナーを実施し、社員一人ひとりのセルフケア能力の向上に取り組んでいます。


※1 国民一人ひとりの健康寿命延伸と適正な医療について、民間組織が連携し行政の全面的な支援のもと実効的な活動を行うために組織された活動体。経済団体、医療団体、保険者などの民間組織や自治体が連携し、職場、地域で具体的な対応策を実施していくことを目的としている。
※2 NPO法人健康経営研究会の登録商標。従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践すること。企業理念に基づき、従業員への健康投資を行うことは、従業員の活力向上や生産性の向上等の組織の活性化をもたらし、結果的に業績向上や株価向上につながると期待されている。
※3 住友ゴムグループ 健康経営宣言:https://www.srigroup.co.jp/sustainability/genki/kindness/02_3.html#declaration

<ご参考>
当社企業サイト
「健康経営の促進」:https://www.srigroup.co.jp/sustainability/genki/kindness/02_3.html