生産技術生産工程を設計する

生産技術 生産工程を設計する生産技術 生産工程を設計する

職種

  • 生産技術

    特に活躍が期待される分野

    機械系 / 電機系 / 情報系 / 化学系 /
    物理系 / 数学系

    活躍が期待される分野

    その他理系

ミッション

製造現場において、新技術の具現化というイノベーションを起こし、製品を世に送り出します。

生産技術の使命の1つ目は、設計部門から製造現場に新技術を導入することです。目的・目標・仕様・開発の背景を把握し、お客様のニーズに適合する製品を生産するための工程設計を行います。
2つ目は、製造現場の生産性向上のために、技術的な指標を用いて工場の中の技術を設計部門に伝えていくことです。

仕事内容

生産技術の仕事は大きく3種類あります。量産品の品質管理を行いながら、同じものをつくるための管理基準をつくる「工程管理」、様々な条件下で、製品に求められる性能が変わったときに工程をつくり上げる「工程変更」、設計等の技術部門と連携し、新しいタイヤのつくり方の開発を行う「工程開発」があります。

やりがい

生産技術の仕事は、原材料から最終製品になるまでの一連の流れに責任を持つことができます。また、自分が考えた工程が、製品という形で世に出てお客様に喜んでもらえることがやりがいです。

また、「最高の安心とヨロコビ」を提供するという私たちのPurposeを、現場で実践できることが大きなやりがいです。製造現場と一緒になり、ものづくりの喜びを現場で共有しながら仕事ができ、良い製品をお客様に提供していくことができます。また、積極的な海外展開に伴いプロジェクトや海外支援、海外駐在に挑戦する機会が多いこともやりがいとなっています。

1日のスケジュール

※下記はあくまで一例です。

7:30

出勤

通勤は、車で20分ほどかかります。好きな音楽を聴きながら、1人の空間でストレスなく通勤できています。

8:30

朝礼

ラジオ体操からスタートし身体を起こします。
その後、安全朝礼や各工程からの連絡を行い、課員全体で安全・品質・生産意識を高めます。

10:00

テスト立ち合い

新規材料使用による生産や新規配合・新規設備稼働の工程立ち合いを現物で行います。
製造・工務と一緒に、安全・品質・生産の優先順位を常に念頭に置きながら、お客様の要求する製品を生産可能か確認します。

13:00

他部署・メーカー打合せ

混練り技術開発や将来配合開発・新規サプライヤーの原材料採用等、様々な部署やメーカーと打ち合わせを行います。工場として採用できるか将来性があるのか、安全性や工程通過性に問題がないかを多角的に考えます。

15:00

テスト立ち合い

朝変更した製造条件変更の効果が出ているか、実際に製造工程に立ち合って確認します。
変更した製造条件で生産継続させるか判断し、NGならば更なる対策を考えます。

17:00

スケジュール調整

明日やるべきことの優先順位を付け整理します。工場では突発対応が発生する場合があるので、チーム内に共有し誰でも対応できる体制を作ります。

8:00

グレーディング(資材/製造/中間検査)

出勤後は担当工程の問題点を抽出するために、各職場をヒアリングします。
問題点の把握後、その日どう対応するかをミーティングしスケジュール調整します。

8:45

工程調整(スペック作成・傾向確認)

朝礼時に役割分担を行い、トラブルの原因特定から解決まで考え行動します。
品質会議から得た情報を元に、製造条件の最適化を検討します。

12:00

昼食

工場の食堂で食べます。様々なメニューから好きなものが選択できます。
安価でボリュームがあり、食べ過ぎに注意です。

14:00

工場内仕様検討打ち合わせ

現在の生産状況・将来構想を資材・製造・工務と認識を合わせ、生産能力向上や新規生産に対する設備仕様について打ち合わせします。

16:00

標準書類作成

工程を管理するための標準書類の見直しや作成を行います。適宜、関係各所にヒアリングを行い全員で作成します。

18:00

退勤

車で退勤します。趣味であるゴルフの練習へ行きます。部署関係なく工場メンバーと楽しんでいます。

インタビュー動画

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社員インタビュー

Q & A

化学専攻ですが、活躍できますか?
むしろ化学系の活躍の場は多いです。生産技術には様々な工程がありますが、特に「混合工程」において、化学の知識が役立ちます。 混合工程とはタイヤを構成する材料ごとに求められる配合のゴムを練り上げ、シート状にする工程です。対象の部材やタイヤの使用用途によって練ゴムに求められる要求が異なるため様々な原材料を使用し、更にはミキサーで混練りする様子は見えないので、化学の知識をフル活用しながら、原理・原則、現地・現物で業務することが必須となります。