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2018年12月期第2四半期決算について

2018年8月7日

2018年12月期第2四半期決算について

 住友ゴム工業(株)の2018年12月期第2四半期(2018年1月1日~6月30日)における連結業績は、売上収益は425,352百万円(前年同期比5.4%増)、事業利益は26,887百万円(前年同期比23.1%増)、営業利益は27,049百万円(前年同期比27.4%増)となり、税金費用を計上した後の最終的な親会社の所有者に帰属する四半期利益は14,222百万円(前年同期比14.4%増)となりました。
 
 主力のタイヤ事業では、国内新車用タイヤは、自動車生産台数が前年同期並みで推移しましたが、低燃費タイヤを中心とする高付加価値タイヤの拡販により販売数量が増加したため、売上収益は前年同期を上回りました。国内市販用タイヤは、ダンロップブランドでは耐摩耗性能と耐偏摩耗性能を向上させた乗用車用低燃費タイヤ「エナセーブEC204」を発売したほか、「LE MANS Ⅴ」などの高付加価値商品の拡販を推進しました。ファルケンブランドでは高い高速操縦安定性能と優れたウエット性能を実現した「AZENIS FK510」シリーズを発売しました。また、年初の降雪の影響で冬タイヤの出荷が好調に推移したこともあり、売上収益は前年同期を上回りました。海外新車用タイヤは、欧州、北米のほか、新興国で納入を更に拡大したこともあり、売上収益は前年同期を上回りました。海外市販用タイヤは、中近東での政情不安に伴う消費の低迷があるものの、景気の拡大が継続する欧州を中心に販売数量が増加したことに加えて、2017年2月に英国タイヤ販売会社「Micheldever Group Ltd.」を取得したことによる英国市場での販売数量の増加により、売上収益は前年同期を上回りました。以上の結果、タイヤ事業の売上収益は360,817百万円(前年同期比4.2%増)、事業利益は20,675百万円(前年同期比18.7%増)となりました。
 
 スポーツ事業では、国内ゴルフ用品市場では、2017年12月に発売したゴルフクラブ「ゼクシオ テン」の販売が好調に推移し、国内ゴルフ用品全体としては、売上収益は前年同期を上回りました。海外ゴルフ用品市場では、「ゼクシオ テン」が前モデルを上回り好調に推移するなか、スリクソン、ゼクシオ、クリーブランドゴルフの各ブランドにおいても積極的に拡販に努め、売上収益は前年同期を上回りました。テニス事業では、国内市場は前年同期を下回りましたが、2017年4月に買収したダンロップブランドの海外でのテニス事業が増収に寄与しました。ウェルネス事業では、コンパクトジム「ジムスタイル」の新規出店に加え、既存店の会員数も堅調に推移したため、売上収益は前年同期を上回りました。また、ライセンス事業も増収に寄与し、スポーツ事業の売上収益は43,796百万円(前年同期比15.6%増)、事業利益は4,164百万円(前年同期比67.0%増)となりました。
 
 産業品他事業では、制振事業では住宅用制震ユニット「ミライエ」の販売が好調に推移し、OA機器用精密ゴム部品では、主要OA機器メーカーのプリンター・コピー機生産増加により、増収となりました。インフラ系商材においては、体育施設で民間物件での受注が好調に推移したことに加え、2018年1月に国内テニスコート設計・施工会社「スポーツサーフェス(株)」を取得したことにより、増収となりました。以上の結果、産業品他事業の売上収益は20,739百万円(前年同期比7.7%増)、事業利益は2,040百万円(前年同期比8.2%増)となりました。
 
 なお2018年12月期の連結業績は、売上収益は900,000百万円(前期比2.5%増)、事業利益は68,000百万円(前期比1.5%増)、営業利益は68,000百万円(前期比0.8%増)となり、親会社の所有者に帰属する当期利益は43,000百万円(前期比8.5%減)を見込んでいます。
 
(注)連結業績にはセグメント間取引消去等が含まれております。
 
【決算短信/説明会資料】
http://www.srigroup.co.jp/ir/library/financial-report/2018.html