当社は、2023年に新中期計画をスタートさせました。
2025年までの期間は、基盤強化プロジェクトで進めてきた組織体質改善・経営基盤強化、DX経営の実践に向けた基幹システム刷新等をベースに、既存事業の選択と集中、そのための構造改革に注力します。併せて、成長事業の基盤づくりと将来への種まきも推進します。
そして、2026年以降はDX経営を実践し、事業ポートフォリオの最適化、成長事業のビジネス拡大により、Our Philosophyの具現化につなげてまいります。
当社はESG経営を推進して、事業を通じて環境問題や社会課題の解決に貢献し、持続可能な社会の実現に取り組んでいます。
気候変動の影響拡大を背景にカーボンニュートラルへの急激なシフトが進むなど社会問題が大きく変化するなか、企業理念体系「Our Philosophy」を体現して社会と当社が持続的成長を遂げていくために、2021年にサステナビリティ長期方針「はずむ未来チャレンジ2050」を策定しました。
社会問題解決に貢献するための目標テーマを「環境」「社会」「ガバナンス」でそれぞれ設定し、各施策を着実に推進していきます。
環境に関する取り組みをさらに推進するために「TOWANOWA」を策定しました。この名称には、地球環境とモビリティ社会に永遠(TOWA)の輪(WA)を生み出し、持続可能な未来の実現に貢献したいという意味を込めています。
「TOWANOWA」では、タイヤ事業における効率的なモノの流れと資源の循環を目指す「サステナブルリング」と、バリューチェーン上の各プロセスから収集したビッグデータを連携・活用する「データリング」を融合することで新たな価値を生み出し、カーボンニュートラルの実現と持続可能な社会の発展に貢献していきます。