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フィリピンの歴史的建造物に制振ダンパーが採用

  

 住友ゴム工業(株)の制振ダンパーがこのたびフィリピン・マニラ市にあるチャイナバンク旧本社に採用されました。チャイナバンク旧本社は1924年に建造された歴史的建造物です。フィリピンでの当社制振ダンパーの採用は初となります。

フィリピン諸島周辺には多くのプレートがあることから、火山や地震活動が活発な地域で、フィリピンは地震リスクが高い国の一つです(1976年 ミンダナオ地震、1990年 ルソン島地震など)。2001年に建築基準が強化され、政府により古い学校や病院などの施設の耐震改修が促されており、今回の制振ダンパー採用もこの流れの一つです。

 
 

GRASTの技術を搭載した制振ダンパー(単位:mm)

制振ダンパーが採用されたチャイナバンク旧本社

GRASTの技術を搭載した制振ダンパー(単位:mm)


■超高減衰テクノロジー「GRAST(グラスト)」について
高減衰ゴムの瞬時に熱エネルギーに変換する性能を利用することで、構造物が受ける風揺れのような微小な揺れから大地震まで、さまざまな揺れを吸収、コントロールする技術。ビルや橋などにこの技術が採用されている。

■チャイナバンク旧本社建物について
築96年の7階建ての建物。チャイナバンク旧本社があるマニラ市・ビノンドは1594年につくられた世界最古のチャイナタウンと言われている。歴史的建造物が多く残っており、チャイナバンク旧本社建物もその一つ。第二次世界大戦後に修復ができなかった古い建築物の修復を行う「Binondo Heritage Restoration Project」の取り組みの一つとして、現在の安全基準に適合するよう改修工事が行われている。