1.回収対象品 |
| 商品名 | 「13mm強化ガスホース」 |
表示 | ホース側面に「1109 SR K」「1110 SR K」の茶色の文字で記載のあるもの |
数量 | 2,842m |
|
| |
2.当該事象の判明に至った経緯 |
| 2011年11月15日に東京ガス(株)から当該製品の施工時に仕様外製品があったとの連絡があり調査を開始いたしました。 11月16日から12月29日まで、当社にて当該製品の端面形状、ゴム物性確認、発生原因究明のため再現テストを行いました。また、並行して、安全性確認のための気密試験、漏洩検査を行った結果、1月5日に以下の原因究明に至りました。 |
| |
3.当該事象の発生に至った原因 |
| 強化ガスホースの内層の製造において、原料の練りゴムを夏季に長期間保管し、粘度が上昇し流動性が下がった練りゴムを使用し製造されたものがあることが判明しました。その結果、内層ゴムにスジ状の変形が発生し、この部分の形状の影響によって、接続金具との密着度を保つことができず、十分に気密を保つことができない仕様外製品が製造されたものと考えられます。製造後の検査工程において、100m単位での断面寸法検査では合格していましたが、発生が部分的であり、15mにカット後の端面確認で前例のないスジ形状についての不良品見本と良品見本がなく、当該形状品は良品と判断され、出荷されることとなりました。 |
| |
4.安全性について |
| 仕様を外れた製品は、初期に気密が保たれない場合は施工時または開栓時の漏洩検査で不適合となりますが、一部の仕様外製品が初期の漏洩検査に合格した場合、すぐにはガス漏洩は発生しないものの、時間の経過によって、極めて微量のガス漏洩が発生する可能性があることが1年経過相当の加速試験の結果から推定されました。ただし、その場合においても、漏れ量が極めて微量であるため、通常のガス機器使用下において漏洩したガスに引火することはないことを実機による試験で確認しております。なお、市場からの当該事象によるガス漏れ等の情報はありません。 |
| |
5.お客様への告知方法 |
| (1)東京ガス(株)よりのDMにてお客様に通知 |
| (2)東京ガス(株)及び当社のホームページで告知 |
| |
6.お問合せ先 |
| 東京ガス(株)専用フリーダイヤル: 0120-201-506 |
| | 受付期間 | 1月12日(木) | |
| 受付時間 | 1月22日(日)まで | 9時~19時 (土日含む) |
| | 2月10日(金)まで | 9時~19時 (土日除く) |
| | 2月13日(月)以降 | 9時~17時 (土日祝日・12/29~1/3は除く) |
| | | |
|
| |
7.回収ならびに交換方法 |
| 東京ガス(株)の販売会社及び工事会社からお客様に事前に連絡の上、対象製品を使用されていると判明したお客様には、東京ガス(株)の販売会社及び工事会社の作業員が訪問して、無償で代替品に交換させていただきます。 |