2013年11月26日 |
「2013ダンロップワールドチャレンジテニストーナメント」開催レポート
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ダンロップスポーツ(株)は、(株)ダンロップスポーツマーケティング及び愛知県テニス協会との主催で、「2013ダンロップワールドチャレンジテニストーナメント」を11月18日(月)から11月24日(日)まで、スカイホール豊田(愛知県豊田市)にて開催しました。 |
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今年で6回目を迎えるこの大会は、昨年ATP(男子プロテニス協会)とITF(国際テニス連盟)より“アジア地域最高のチャレンジャー大会”として表彰されました。今年もこのような素晴らしい賞を受賞できるよう、スタッフ一同最善を尽くしました。また、多くの選手にとっては、来年1月に行われる全豪オープンの予選・本戦に入れるかどうかが関わってくる、今シーズン最後の非常に重要な大会として定着しています。 |
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■試合結果 |
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今年の全日本テニス選手権シングルスチャンピオンの伊藤竜馬選手、前週の「慶應チャレンジャー」で惜しくも準優勝となった添田豪選手、HPオープンでベスト4に進出した奈良くるみ選手を始め、今年チャレンジャー大会2勝目を狙う杉田祐一選手など、日本のトップ選手も多数参加。国際舞台を目指すハングリー精神を持った選手達の7日間に渡る熱い戦いが繰り広げられました。 |
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男子シングルスでは、2週連続優勝を狙う第1シードのマシュー・エブデン選手(オーストラリア)が、過去本大会優勝を逃している第4シードの杉田祐一選手(三菱電機)を下し、6-3、6-2のスコアで優勝しました。決勝まですべてストレート勝ちと、好調だった杉田選手は、「エブデン選手のサービスのコースが全く読めず、リターンゲームでのリズムがつかめなかった。そして、勝ちたいという気持ちが邪魔になり、安定した気持ちでプレーできなかった。今後は技術というよりも安定した精神力を養っていきたい。」とコメントしていました。 |
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女子シングルスでは、第3シードのルクシカ・カムカム選手(タイ)が、予選から勝ち上がった桑田寛子選手(島津製作所)と対戦し、3-6、6-1、6-3のスコアで優勝しました。プロ1年目の桑田選手は今まで数回本大会に出場していますが、本戦にも勝ち上がったことがなく、表彰台に立てたことにびっくりしていました。桑田選手は「ここまでくると体に痛みを生じたり、問題がでてくるということもわかった。今後はこのような規模の大会でコンスタントに勝っていければ、グランドスラムの予選も見えてくると思うので、この大会をステップアップにして頑張りたい」とコメントしていました。 |
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エブデン選手 杉田選手 | カムカム選手 桑田選手 |
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男子ダブルス優勝者は、ブラッズ・ローラ(スロベニア)、チェース・ブキャナン(アメリカ)組がアーテム・シータック(ニュージーランド)、マーカス・ダニエル(ニュージーランド)組と対戦し、4-6、6-3、10-4のスコアで競り勝ち、優勝しました。 |
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女子ダブルスは日本人対決となり、土居美咲(ミキハウス)・青山修子(近藤乳業)組が、全日本選手権で準優勝した穂積絵莉(レック興発)・二宮真琴(橋本総業)組と対戦し7-6(1)、2-6、11-9という、最後はどちらが勝ってもおかしくない状況の中、わずかの差で土居・青山組が優勝しました。土居・青山組は、来年1月に行われる全豪オープンでもダブルスを組む予定にしており、今後の活躍が期待されます。 |
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ブキャナン選手 ローラ選手 | 青山選手 土居選手 |
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■イベントの模様 |
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会場では、トーナメントの他にギャラリーサービスとして、選手のサイン会や決勝進出者によるサインボールの打ち込み、キッズテニス、的入れテニス「スリーショット」、ギャラリープレゼント、鈴木貴男選手や土居美咲選手、準優勝した杉田祐一選手など現役選手が直接指導するテニスクリニック(限定100名)を開催。そして11月23日(土)と24日(日)には、昨年開催し大変好評だった「鈴木貴男プロスペシャルトークショー」を開催しました。ゲストには、奈良くるみ選手、土居美咲選手、加藤未唯選手が駆けつけ、大いに盛り上がりました。 豊田市テニス協会様のご尽力もあり、運営がスムーズに進行し、大会は成功に終わりました。 |
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テニスクリニック参加者の集合写真 | 鈴木貴男選手によるトークショーの様子 |
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男子シングルス優勝者によるサイン会 | 的入れテニス「スリーショットテニス」 |
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■開催概要 |
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主催 | : | ダンロップスポーツ(株)/(株)ダンロップスポーツマーケティング/愛知県テニス協会 |
共催 | : | 豊田市テニス協会 |
公認 | : | ITF(国際テニス連盟)/ATP(男子プロテニス協会)/JTA(公益財団法人日本テニス協会) |
開催種目 | : | 男子シングルス32名 ダブルス16組 女子シングルス32名 ダブルス16組 |
参加国 | : | 19の国と地域から(予選含む) |
賞金総額 | : | 11万USドル(男子/3万5千USドル 女子/7万5千USドル) |
観客動員数 | : | 7339名 |
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今年で6回目を迎えた今大会を、より多くの方に知って頂き、テニスの面白さ・プレーの迫力を感じて頂けたらと思います。今後も本大会を通じて、日本人選手へは世界の舞台へのチャンスを提供し、ギャラリーの皆様にはテニスの魅力を伝えて参ります。 |
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