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公益社団法人日本ユネスコ協会連盟との協働事業「チーム・エナセーブ 未来プロジェクト」を開始

2013年9月9日

公益社団法人日本ユネスコ協会連盟との協働事業
「チーム・エナセーブ 未来プロジェクト」を開始

 ダンロップの住友ゴム工業(株)は、公益社団法人日本ユネスコ協会連盟が進める、国内外の身近な文化・自然を守り伝える世界遺産・地域遺産活動や日本の文化を未来につなぐ未来遺産運動に、低燃費タイヤ「エナセーブ」シリーズの売り上げの一部を通じて資金面及び人的に支援を行う「チーム・エナセーブ 未来プロジェクト」を協働で開始します。
 ダンロップは1913年に「自動車タイヤ国産第一号」の生産を開始して以来、国産初のラジアルタイヤやスノーラジアルタイヤなど、日本のモータリゼーションの発展に貢献してまいりました。そして100年後の本年11月には世界初となる「100%石油外天然資源タイヤ」の発売を予定するなど、低燃費タイヤを中心に地球環境に配慮した商品の開発により、持続可能な社会の実現を目指しています。今回、国内外の身近な文化・自然を守り伝える世界遺産・地域遺産活動や日本の文化を未来につなぐ未来遺産活動を展開する公益社団法人日本ユネスコ協会連盟と、当社の持続可能な社会の実現への思いが合致し、「チーム・エナセーブ 未来プロジェクト」が実現しました。
 当社は2009年から「チーム・エナセーブ」活動を開始しており、低燃費タイヤ「エナセーブ」シリーズをご購入いただいた売上の一部で、お客様に代わってタイやインドネシアでマングローブの苗木を植樹し、マングローブの森をよみがえらせると共に自然災害の防止や豊かな漁場の形成等を目指しています。この活動は多くのお客様に共感をいただき、4年間で累計植樹本数は100万本を超えています。
 この「チーム・エナセーブ」活動を日本国内にも拡大し、「チーム・エナセーブ 未来プロジェクト」として公益社団法人日本ユネスコ協会連盟と協働事業を展開してまいります。
※合成ゴムが主流になって以降(当社調べ)
(1)世界遺産「富士山」の環境保全活動を実施(2013年)
 国連教育科学文化機関(ユネスコ)により世界文化遺産に登録された「富士山」の環境保全活動を行います。10月19日(土)に富士山の構成資産の一つである湧泉群「忍野八海(おしのはっかい)」の清掃活動を忍野ユネスコ協会と共に実施します。
(2)日本各地の未来遺産運動をサポート(2014年~)
 日本全国で失われつつある文化や自然環境の保護を目的とした公益社団法人日本ユネスコ協会連盟の未来遺産運動をサポートし、日本各地で進められている環境保全活動に協力します。
「チーム・エナセーブ 未来プロジェクト」/公益社団法人日本ユネスコ協会連盟/私たちは、未来の子どもたちのための活動を始めます。
■公益社団法人日本ユネスコ協会連盟
 公益社団法人日本ユネスコ協会連盟はUNESCO憲章の理念に共鳴し、二度と戦争を起こさないために、戦争をしない人間を作る教育、お互いを理解するための文化を守る活動を行っています。なお公益社団法人日本ユネスコ協会連盟はUNESCOや日本ユネスコ国内委員会(文部科学省内)と連携・協力して活動も行っていますが、これらの下部組織ではなく、財政を含めて独立した民間の組織(NGO:非政府組織)となります。
 日本国としてUNESCOに加盟する以前1948年、公益社団法人日本ユネスコ協会連盟の前身「日本ユネスコ協力会連盟」が民間ユネスコ協会の連合体・NGOとして設立されました。現在は全国約270のユネスコ協会の連合体として活動を展開中です。主な活動は、途上国での教育支援「世界寺子屋運動」、国内外の身近な文化・自然を守り伝える「世界遺産・地域遺産活動」、日本の文化や自然を未来につなぐ「未来遺産運動」、青少年に対する国際理解教育を推進する「青少年活動」です。また3月11日の震災を受け、「東日本大震災 子ども支援募金」として子どもたちの学びを応援しています。
ロゴ:エナセーブ
 『エナセーブ』はダンロップの環境タイヤのブランドです。燃料消費を削減する「ENERGY SAVE」(エナジーセーブ)と、自然環境保護を実践していく「NATURE SAVE」(ネイチャーセーブ)を組み合わせた造語です。