2013年11月21日 |
「自動車タイヤ国産第一号」誕生から100年目の解答 世界初※1100%石油外天然資源タイヤ「エナセーブ 100」新発売
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ダンロップの住友ゴム工業(株)は、1913年に日本で初めての自動車用タイヤを生産してからちょうど100年目の本年、石油や石炭などの化石資源を全く使用しない世界初※1の100%石油外天然資源タイヤ「エナセーブ 100」を11月22日から発売します。発売サイズは1サイズで、価格はメーカー希望小売価格を設定しています。 |
※1 合成ゴムが主流になって以降(当社調べ) |
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当社は、将来の石油資源の枯渇という環境問題に対して、現在のタイヤ原材料の主流である石油や石炭などの化石資源に依存しない石油外天然資源タイヤの開発に2001年から取り組んできました。2006年には、石油外天然資源比率を70%に高めた「エナセーブ ES801」を発売、2008年にはその比率を97%にまで高めた「エナセーブ97」を発売しました。更に2011年には「全ての有機物をバイオマス資源に」をコンセプトに、原材料の全てを天然資源化した「100%石油外天然資源タイヤ」のプロトタイプを発表しました。その後、量産化技術確立に向けた取り組みを進めた結果、100%石油外天然資源タイヤ「エナセーブ100」が完成しました。 |
「エナセーブ 100」は、低燃費性能はもちろん、ウエットブレーキ性能、乗り心地などの基本性能を向上するとともに、耐摩耗性能を当社従来品※2に比べ19%向上させ、「省資源」という新たな環境性能も付加しました。 |
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※2 エナセーブ97 |
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■特長 |
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○石油外天然資源比率100%達成 |
| 当社の一般的なタイヤで約60%を占める石油由来の原材料全てを、天然資源に置換えました。 |
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・ | 天然ゴムを改質した改質天然ゴムを採用 |
| 天然ゴムそのものを改良し、合成ゴムの機能を併せ持つ「改質天然ゴム」を、安全性、耐久性、気密性など、求められる性能に応じて高機能化をしています。 |
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○耐摩耗性能19%向上 |
| ひまし油由来素材の「新ジョイントレスバンド」をはじめ、「新パターンデザイン」「新プロファイル」の採用により、耐摩耗性能を当社従来品※2に比べ19%向上。ロングライフ性能を確保し、省資源化を実現しました。 |
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| ※2 エナセーブ97 |
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■総合性能 |
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| 当社従来品※2に比べ100%石油外天然資源を達成しながら、耐摩耗、ウエットブレーキ、乗り心地性能を向上しました。 |
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| ※2 エナセーブ97 |
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■サイズおよび希望小売価格(税込) |
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