2018年9月27日 |
ダンロップテニスラケット「CX」シリーズ6機種を新発売 ~広いスイートエリアがショットの多様化と、プレーヤーの負担軽減を実現~
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住友ゴムグループの(株)ダンロップスポーツマーケティングは、ダンロップブランドのテニスラケット「CX」シリーズ6機種を2018年12月から新発売します。スイートエリアをラケット先端方向に約30%拡大し※1、現代テニスに求められるショットの多様性を実現するとともに、先端での打撃衝撃を低減させることでプレーヤーへの負担を軽減します。メーカー希望小売価格は、33,000円+税~35,000円+税です。 |
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当社は従来、スリクソンブランドを中心に販売してきましたが、今後発売するテニス関連の商品はダンロップブランドを中心に展開することとなりました。このダンロップテニスラケット「CX」シリーズは、「DUNLOP POWERED BY SRIXON」と銘打ち、今までスリクソンラケットに使われてきた技術を継承したプレミアムレンジの商品として展開していきます。またラケットのデザインは、従来のキーカラー「レッド」を継承しつつ、ダンロップのロゴをイメージしたシンプルなデザインとしました。 |
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■ダンロップ「CX」シリーズの開発背景 |
現代テニスではスピン、スライス、サーブ、ボレー、ライジングなど、多様なショットを自在に打てるオールラウンドなプレーが求められており、なかでもトップスピンでヘッドを高速で回すようなスイングをするプレーヤーが増えています。その結果、ラケットの反発性が低いフェースの先端部分で打つケースが多くなるため、腕や身体への衝撃が大きくなるという傾向が考えられます。
今回発売する「CX」シリーズは、3つの新技術/機能により、スイートエリアをラケット先端方向に約30%拡大※1。柔らかく喰いつきのよい打感は継承しながらも、さまざまなショットでコントロールを可能にしました。同時に最大衝撃は約10%※1、先端部と中央部の衝撃差を約15%※1低減。プレーヤーへの身体的負担を大きく軽減することが可能となりました。実打テストにおけるボールスピードも平均2%※1向上し、パワーとコントロール性能を兼ね備えたラケットへと進化しました。 |
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■ダンロップ「CX」シリーズのテクノロジー |
(1)ソニックコア・テクノロジーに高反発素材 「Infinergy®(インフィナジー)」※2を搭載 |
フレーム内部に配置したソニックコアに反発性が高く、十分な飛びと軽快な弾き感、打球感を実現する独BASF社製の高反発ウレタン素材「Infinergy®(インフィナジー)」を採用し、よりクリアな打球感を実現しました。 |
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※2 | 世界最大の化学メーカーである独BASF社が開発した高反発ウレタン発泡体材料です。 ランニングシューズをはじめ、革新的な高反発素材としてさまざまな製品の高性能化に応用されています。 |
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(2)新フレーム形状 |
面内剛性を約10%※1柔らかくしたフレーム形状を新たに採用しました。またオフセンターでの反発性を向上する「ブースターグルーブ」をバンパー内側に搭載したことで、スイートエリアを先端方向に拡大することが可能となりました。 |
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●インパクトにおけるブースターグルーブの働き(イメージ) |
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 | | インパクトの衝撃でブースターグルーブが内側にたわみ、衝撃を緩和し、柔らかな打球感を実現。さらにオフセンターでの反発性も向上。 | |  | |  |
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(3)新ストリングパターン「POWERGRID STRINGTECH」(特許出願中) |
ストリングの本数は従来モデルのまま(縦16本×横19本)で、マス目の大きさを最適化。横糸は中心を密に先端を粗くする一方、縦糸を均一に配置。中心部分の最大反発性を保ちながら先端方向への反発性を高めました。あわせて先端打撃時の衝撃値が低くなり、身体への負担緩和につながっています。 |
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■ダンロップ「CX」シリーズのデザイン |
従来のキーカラー「レッド」を継承しつつ、ダンロップのロゴをイメージしたシンプルなデザインに一新しました。 |
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■ダンロップ「CX」シリーズ使用予定選手 ( )内のランキングは2018年9月24日現在です。 |
CX200 TOUR 18×20 | : | ケビン・アンダーソン(南アフリカ/9位) |
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CX200 TOUR | : | マックス・パーセル(オーストラリア/239位) |
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CX200 | : | ドナルド・ヤング(米国/235位)、ビヨン・フラタンジェロ(米国/175位)、ジェイミー・マリー(英国/ダブルス11位)、テイラー・タウンゼント(米国/66位)、ルクシカ・カムカム(タイ/106位)、小堀桃子(橋本総業/240位)、土居美咲(ミキハウス/159位)、高橋悠介(三菱電機/397位)、野口莉央(明治安田生命/476位)、竹島駿朗(Team REC/743位)、田代悠雅(トップラン/1503位)、鈴木貴男(Team REC)、ジェームス・ブレーク(米国/自己最高ランキング4位)※3 |
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CX200 LS | : | ヘザー・ワトソン(英国/91位) |
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CX400 | : | 上地結衣(エイベックス/2位)※4、セニア・リキーナ(ロシア/328位) |
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※3 : 長らく王者として君臨したレジェンドの一人 |
※4 : 車いすテニスプレーヤー |
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■ダンロップ「CX」シリーズの概要 |
品名 | CX200 TOUR 18×20 | CX200 TOUR | CX200 CX200 プラス | CX200 LS | CX400 |
カラー | ブラック×レッド |
フェース (平方インチ) | 95 | 95 | 98 | 98 | 100 |
長さ(インチ) | 27.0 | 27.0 | 27.0 プラス=27.5 | 27.0 | 27.0 |
平均重量(g) (フレームのみ) | 315 | 310 | 305 | 290 | 285 |
平均バランスポイント(㎜) (フレームのみ) | 310 | 310 | 315 プラス=320 | 325 | 330 |
フレーム厚(㎜) | 20.5 | 20.5 | 21.5 | 21.5 | 24 |
グリップサイズ | 2・3 | 2・3 | 2・3 | 1・2・3 | 0・1・2・3 |
ストリングパターン | 18×20 | 16×19 | 16×19 | 16×19 | 16×19 |
素材 | グラファイト、高弾性グラファイト、ダイポルギー®エポキシ、高反発ウレタン |
推奨テンション (ポンド) | 45-65 | 45-65 | 45-65 | 45-65 | 40-60 |
原産国 | 中国 |
メーカー希望小売価格 | 35,000円+税 | 34,000円+税 | 33,000円+税 |
発売日 | 2018年12月 |
その他 | フルレングスカバー付 ソニー「スマートテニスセンサー」対応モデル |
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