住友ゴムグループは、企業理念体系「Our Philosophy」のPurpose「未来をひらくイノベーションで、最高の安心とヨロコビをつくる。」体現のため、当社グループおよび各種ステークホルダーにとって取り組むべき重要課題を特定し、解決に取り組んでいます。重要課題については、サステナビリティ長期方針「はずむ未来チャレンジ2050」に基づいて戦略・目標値を定めて活動を 行っています。また、重要課題特定の過程でリストアップされたその他の課題で比較的重要と判断したものについても、取り組みを行っています。
※表中の「」は、サステナビリティ長期方針「はずむ未来チャレンジ2050」の施策
重要課題 | 目指す姿 | 重要課題に対する2050年までのKPI |
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コーポレート・ガバナンス、コンプライアンスの強化
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充実したコーポレート・ガバナンス体制と法令遵守・企業倫理を維持できるコンプライアンス体制を強化する |
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脱炭素社会構築の追求
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事業活動を通じたCO2削減を軸にカーボンニュートラルを達成し、社会の脱炭素化に貢献する |
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循環型社会の形成
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サステナブルな原材料・商品・サービスの開発やデータを活用したバリューチェーンの効率化を通じて循環型社会を形成する |
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環境に配慮した安全・安心・快適な品質・製品・サービスの追求
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環境に配慮した安全・安心・快適な高品質の製品やサービスを開発・販売する |
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ダイバーシティ&インクルージョンの推進
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多様な属性や考え方を尊重し、全ての個人が能力を発揮できる職場を実現する |
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その他解決すべき課題として、下記の項目を認識しています。
課題 | 目指す姿 | 重要課題に対する2050年までのKPI |
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環境マネジメント体制の強化
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環境負荷物質管理やISO認証取得によるグローバルな環境マネジメント体制を強化する |
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生物多様性の保全
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森づくりや絶滅危惧種の保全活動の継続に加え、事業活動を通じた生物多様性の保全を推進する |
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環境・社会に配慮したサプライチェーンの形成
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環境・社会に配慮した取り組みを通じて、取引先との確かなパートナーシップを築く |
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人権の尊重
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自社の従業員およびサプライチェーン上の人権を尊重する |
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人材育成
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従業員の人材育成および人材開発を推進する |
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ウェルビーイング経営の推進
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身体的・精神的・社会的の3つの観点から従業員が安全かつ健康であるための取り組みを推進する |
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ステークホルダーエンゲージメントの向上 | お客様、株主・投資家、従業員、取引先、地域社会等の多様なステークホルダーとの関係性を構築・強化する |
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社会貢献活動を通じた地域社会との共存共栄 | 社会貢献活動を通じて、地域社会との関係構築を図る |
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当社グループは、「Our Philosophy」をあらゆる意思決定の拠り所とし、Purpose「未来をひらくイノベーションで最高の 安心とヨロコビをつくる。」を、私たちの企業活動におけるすべての行動の「起点」とした経営を行っています。
今般、抽象度の高いPurposeと具体的な施策であるサステナビリティ長期方針「はずむ未来チャレンジ2050」の各種施策 をつなぐ、サステナビリティビジョンを作成しました。
サステナビリティビジョンで設定した5これによりPurposeの体現にドライブをかけ、国際社会が目指す持続 可能な社会の発展に貢献していきます。
わたしたちは、多様な力をひとつに、環境や社会にやさしい
製品・サービスを提供することで、持続可能で「GENKI」な未来を創造します
サステナビリティビジョンに含まれている「GENKI」は、1988年に「みんなが元気になる活動」として開始した従業員による地域貢献・ボランティア活動プロジェクト「GENKI活動」が源流です。G、E、N、K、I それぞれに住友ゴムが目指すべき姿をテーマ付けしており、重要課題選定時にも活用しています。
GENKIは
の5つで構成しています。
「GENKI」それぞれの重要課題・課題と目指す姿は以下の通りです。
※1太字項目が重要課題
ESG | GENKI | 重要課題※1・課題 | 目指す姿 |
---|---|---|---|
G |
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コーポレート・ガバナンス・コンプライアンスの強化 | 充実したコーポレート・ガバナンス体制と法令遵守・企業倫理を維持できるコンプライアンス体制を強化する |
ステークホルダーエンゲージメントの向上 | お客様、株主・投資家、従業員、取引先、地域社会等の多様なステークホルダーとの関係性を構築・強化する | ||
環境・社会に配慮したサプライチェーンの形成 | 環境・社会に配慮した取り組みを通じて、取引先との確かなパートナーシップを築く | ||
E |
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生物多様性の保全 | 森づくりや絶滅危惧種の保全活動の継続に加え、事業活動を通じた生物多様性の保全を推進する |
脱炭素社会構築の追求 | 事業活動を通じたCO2削減を軸にカーボンニュートラルを達成し、社会の脱炭素化に貢献する | ||
循環型社会の形成 | サステナブルな原材料・商品・サービスの開発やデータを活用したバリューチェーンの効率化を通じて循環型社会を形成する | ||
環境マネジメント体制の強化 | 環境負荷物質管理やISO認証取得によるグローバルな環境マネジメント体制を強化する | ||
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環境に配慮した安全・安心・快適な品質・製品・サービスの追求 | 環境に配慮した安全・安心・快適な高品質の製品やサービスを開発・販売する | |
S |
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人材育成 | 従業員の人材育成および人材開発を推進する |
ウェルビーイング経営の推進 | 身体的・精神的・社会的の3つの観点から従業員が安全かつ健康であるための取り組みを推進する | ||
ダイバーシティ&インクルージョンの推進 | 多様な属性や考え方を尊重し、全ての個人が能力を発揮できる職場を実現する | ||
人権の尊重 | 自社の従業員およびサプライチェーン上の人権を尊重する | ||
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社会貢献活動を通じた地域社会との共存共栄 | 社会貢献活動を通じて、地域社会との関係構築を図る |
重要課題は以下のスキームで抽出しています。
※2Global Report Initiative:CSR報告書のガイドラインを発行する国際団体。現在GRIスタンダード発行。
2015年9月25日〜27日、ニューヨーク国連本部において、「国連持続可能な開発サミット」が開催され、「私たちの世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択されました。このアジェンダは、人間、地球および繁栄のための行動計画として、宣言および目標を掲げています。この目標が、ミレニアム開発目標(MDGs)の後継であり、17の目標と169のターゲットからなる「持続可能な開発目標(SDGs)」です。
当社グループも、これらの持続可能な開発のための諸目標の達成に向けた取り組みに貢献していきます。