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「DUNLOP全国タイヤ安全点検」で5台に1台がタイヤ整備不良

住友ゴム工業(株)は、定期的なタイヤ点検の啓発のために26回目となる「DUNLOP(ダンロップ)全国タイヤ安全点検」を、4月8日から24日に全国のタイヤセレクト各店舗で実施しました。※1点検の結果、約5台に1台の割合(20.1%)で整備不良が確認され、中でもパンクの原因となる「空気圧の過不足」が最も多く見られました。整備不良率は、昨年春の結果※2と比較して6.9ポイント減少と改善傾向が見られた。


AIタイヤ点検の様子

 

タイヤ点検は、タイヤに起因する事故の未然防止を目的に、装着されているタイヤの表面の損傷、空気圧、残溝などの点検を行うもので、2008年から継続して実施しています。昨年秋の点検から、プロの点検に加え、AIタイヤ点検ツール※3を導入しています。

今回は計1,370台の車両のタイヤを点検した結果、タイヤの整備不良率は20.1%でした。不良別では、空気圧の過不足が11.5%、表面の損傷が9.9%、偏摩耗が4.5%、残溝不足が2.2%と続きました。(各不良率は重複を含む)現場スタッフは「お客様からの積極的な点検希望は少なく、スタッフ側からの声掛けで実施する場合が多い。点検後の説明を通してタイヤの状況をより正確に理解することができるので、引き続き定期点検を呼び掛けていきたい」とコメントしています。

 DUNLOPでは、引き続きタイヤ点検の重要性を啓発し、より安全なモビリティ社会の実現を目指します。

 
※1 4月8日“タイヤの日”から「DUNLOP全国タイヤ安全点検」を実施~カーリングで大活躍の「ロコ・ソラーレ」もタイヤ点検しました~(2022年04月06日発行リリース)
※2 「DUNLOP全国タイヤ安全点検」で4台に1台がタイヤ整備不良(2021年07月27日発行リリース)
3 AIタイヤ点検ツールを「DUNLOP全国タイヤ安全点検」に初導入~AIによる画像診断からタイヤの摩耗状態を判定~(20211007日発行リリース)

  
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