デジタル化推進による業務効率化

Kindness(人にやさしい諸施策) 10. 人材育成と働きがいの向上
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デジタル化推進による業務効率化

RPAの導入

  • 住友ゴムグループ

当社におけるRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)の位置づけは、2つあり、①『デジタル経営で必要なアプローチ』②『従業員体験の向上』です。
①に関しては、RPA化を通して、当社での事業活動(商品企画から製造、メンテナンス、販売)の業務基盤、特に定型業務の自動化または整流化(標準化やルール化)、再構築をしていくことが、デジタル経営を推進していくために必須と考えています。
②に関しては、RPAを働き方改革の本丸と位置付けており、単に労働時間削減だけで無く、労働の質を向上させることで、従業員体験の向上としています。

このような2つの位置づけから、RPA化推進が必要とされ、2018年4月から導入への活動が開始されました。まずは、管理部門の5業務のRPA化を進め、その効果や価値の検証からスタートしました。
社内での反響が高かったこともあり、RPA導入対象の拡大を図るべく、2019年4月にRPA推進室を人事総務部傘下に設置いたしました。RPA推進室の役割として、単に現状業務をRPA化する事だけで無く、RPA化のアプローチを用い、業務整流化やシステム改修等の解決策を提案、実行サポートをする事としています。道のりは平坦では無く、進め方はやはり手探りで模索、工夫しており、今後は、運用体制の整備・増強や、ユーザ開発への拡大、また他企業との情報交換会の実施など、未だやるべき事を構築していきます。

RPA導入事例

  • 住友ゴムグループ

2020年3月末までに、当社で導入したRPAロボは19体で、削減効果は年間5,265時間です。

その中でも、特に従業員体験の向上に寄与したRPA事例は、
ゴルフボールの開発の過程において、ゴルフボールにとって重要な、『どのように「飛ぶ」のか』を分析するためのマシーンや人が打ったときの感触などを数値化したデータの集計・解析作業です。
RPAを導入したのは、分析のために必要な数値データをグラフ化・表にまとめる部分です。月に50時間程度要していた非常に膨大なデータの手作業が、RPA導入後は、ワンクリック(RPAを起動させる)だけで業務が完了し、月12時間まで削減できました。納期に追われることがなくなり、精神的にも余裕ができ、これまでは分析に手一杯で携われなかった商品開発にも参加できるようになりました。

RPA推進室のビジョンは『変われる経験を提供し続ける』です。
ビジョン実現のために、5つの要素として、『当たり前・思い込みに気付く機会をつくる』、『不合理・不整合を発見して解消する』、『人・部署・システムのつながりを促進する』、『負担感を軽減する』、『Capacity Capabilityをつくる』を位置づけています。従業員にポジティブな変化体験を提供する事で、社内業務基盤強化と職場風土の活性化などにつなげていきます。

RPA導入によって生まれた時間で、商品開発会議に参加する担当者
RPA導入によって生まれた時間で、商品開発会議に参加する担当者