水・土壌汚染の防止

Ecology(事業活動の環境負荷低減) 5. 循環型社会の形成
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水・土壌汚染の防止

」マークの項目は、第三者検証の対象データです。原単位は検証データには含まれません。検証値とは係数が異なるため数値が異なります。

水使用量の削減と排水の浄化

  • 住友ゴムグループ

当社は、水のリサイクル使用などによる水使用量の削減と排水処理装置の設置による排水の浄化に努めています。
2019年度の水使用量は、冷却水の循環化の推進、製品洗浄水のリサイクル化、こまめな管理の徹底などを継続し、対前年1.6%の改善となりました。また、水使用量原単位2.6%の改善となり目標の1.9%を達成しました。
なお、排水の水素イオン濃度指数(pH値)・生物化学的酸素要求量(BOD濃度)・浮遊物質(SS濃度)などの水質に関する項目については、定期的に測定し管理しています。

水使用量(国内工場)

水使用量(国内工場)グラフ●

工場別排水データ(平均値)

単位 規制値 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019
白河 BOD mg/l 10 1.8 1.3 1.3 1.2 1.2 1.1 1.3
SS mg/l 10 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 2 2.0
pH 5.8~8.6 6.7 6.8 6.8 6.8 6.8 6.9 7.1
名古屋 BOD mg/l 10 2.7 2.7 2.5 2.0 2.5 2.3 1.9
SS mg/l 10 3.0 2.4 2.3 1.6 2.8 3 2.6
pH 5.8~8.6 7.2 7.2 7.2 7.1 7.2 7.2 7.0
泉大津 BOD mg/l 200 21 24.2 17.2 12.8 22 12.3 7.1
SS mg/l 200 6.1 4.5 4.1 3.2 5.5 3.8 4.5
pH 5.7~8.7 7.1 7.5 7.1 7.2 7.5 7.3 7.2
宮崎 BOD mg/l 15 2.4 2.1 2.4 1.5 2.1 3.4 3.2
SS mg/l 40 1.2 1.7 3.0 1.5 1.7 2.3 2.0
pH 5.8~8.6 7.8 7.8 7.6 7.7 7.8 7.8 7.7
市島 BOD mg/l 300 141 97 180 180 73 67 32
SS mg/l 300 110 147 210 210 370 495 360
pH 5.0~9.0 7.0 6.8 7.3 7.3 7.4 7.4 7.2
加古川 BOD mg/l 600 31.2 9.0 8.9 7.0 5.1 6.4 6.5
SS mg/l 600 7.7 7.0 6.5 7.4 10 9.1 8.7
pH 5.0~9.0 7.2 7.3 7.4 0.4 0.8 7.5 7.2

排水のリサイクルによる水使用量の削減

  • 住友ゴムグループ
  • 冊子

当社グループは世界的な水資源のひっ迫に対応するため、水使用量削減対策として2050年度までに全世界26工場で工場排水の100%リサイクルを目指します。トルコ工場は当社グループで水ストレスが高い工場の一つで、2018年からリサイクル技術確立のための試運転を開始し、2019年夏季期間は排水リサイクル設備から出る濃縮水を構内樹木などへの散水に利用することにより工場排水100%リサイクルとなりました。また中期計画より、2021年に2工場目の工場排水100%リサイクル技術確立を同様に水ストレスの高い中国・常熟工場で目指します。タイ工場及び加古川工場でも一部の工場排水リサイクルを実施し、インドネシア工場では雨水の利用で水使用量の削減を進めています。
2019年は、当社グループ全工場水使用量は約2.5%(対前年比)を削減しました。継続して、各拠点での各生産工程の水使用量最適化やWBCSD※1Global Water ToolやWRI※2Aqueductの水リスク評価を用いた対応策を進めていきます。

排水リサイクル設備(トルコ工場)
排水リサイクル設備(トルコ工場)

100%工場排水リサイクル工場

タイ天然ゴム工場
トルコ工場(夏季期間のみ)※3

※1WBCSD:World Business Council for Sustainable Development (持続可能な開発のための世界経済人会議)

※2WRI:World Resources Institute(世界資源研究所)

※3夏季期間のみ

水使用量(国内工場、国内関係会社、海外工場)

水使用量(国内工場、国内関係会社、海外工場)グラフ

排水量(国内工場、国内関係会社、海外工場)

排水量(国内工場、国内関係会社、海外工場)グラフ

関係会社及び海外工場の一部は水使用量からの推定値を含む

土壌・水質汚染

  • 住友ゴムグループ

加古川工場での土壌・水質汚染(継続報告)

2004年10月、自主調査で敷地土壌からテトラクロロエチレンなどの有害物質が環境基準を上回って検出された事実を加古川市に届け出ると同時に、近隣の皆様への説明会を実施しました。
その後は、汚染土壌の除去、継続的な汚染地下水の浄化、在来微生物の働きを活性化させるバイオ浄化に取り組んで、汚染の封じ込めを行っています。
これまでの経過観察により、汚染物質の工場敷地外への拡散はなく、さらに残存範囲がかなり絞り込めていることがわかりました。
そこで、浄化を加速するため、2020年3月に再度バイオ薬剤を注入し、引き続き継続的に監視している汚染源の減少と拡散抑止を行います。

地下水対策井戸(継続的監視点)におけるテトラクロロエチレン濃度

(2015年までの継続監視点は0.01mg/l未満で安定しているため、2016年に隣接部の汚染地点を新たに継続監視点として設定 基準:0.01mg/L以下)

( mg/L )

2016年4月 2016年11月 2017年4月 2017年12月 2018年7月 2018年12月 2019年6月 2019年12月
継続監視点における濃度 0.002 0.053 0.041 0.002 0.23 0.48 0.61 0.55