サステナビリティ表彰とサステナビリティ活動啓発

住友ゴム工業TOP > サステナビリティ > 住友ゴムグループの重要課題 > Integrity(社会への誠実さ) > サステナビリティ表彰とサステナビリティ活動啓発

Integrity[社会貢献活動の推進]

  • E -
  • S
  • G -

サステナビリティ表彰

  • 住友ゴムグループ

2022年12月7日に全社表彰として「サステナビリティ表彰」を行いました。住友ゴムグループでは、持続可能な社会の実現に貢献し、サステナビリティ活動に寄与された職場や個人を表彰しています。同年、「G」をGreenからGovernanceに変更し、Greenの項目については、IntegrityやEcologyを移設するなど、よりサステナビリティ活動全般の推進を図るものに改めました。2022年も新型コロナウイルス感染症まん延の影響により、活動の制限や自粛を余儀なくされたにも関わらず、世界中から72件のエントリーがありました。なかでもEcology事業部門は、14件中、9件が海外拠点からの最多エントリーとなりました。その中から当日は最優秀賞5件、優秀賞2件が表彰されました。また、従業員一人ひとりのCO2削減のためのアクションや標語の募集を通して全社のサステナビリティへの意識をさらに高めるべく企画した「サステナビリティチャレンジ」活動の表彰も行いました。

「第2回サステナビリティ表彰」最優秀賞受賞者

Ecology -自然部門

  • 受賞者:スポーツ事業本部 市島工場 総務課 緑化班
  • 内容 :「緑化推進運動功労者 内閣総理大臣賞 受賞」

地域に愛される工場緑化を目指し、地域・社会貢献の一環として貴重生物の保護活動に取り組みました。

Ecology -事業部門

  • 受賞者:(株)ダンロップリトレッドサービス 小野・北海道工場
  • 内容 :カーボンニュートラルと職場環境改善・活性化の取り組み

太陽光発電の導入に積極的に取り組んでおり、2022年は増設を実施し、CO2削減に積極的に貢献しました。また、社用車としてEV車を購入し、使用しない日中や休日は蓄電池機能を利用し、蓄えた電力を夜間照明に利用することで、夜間電力削減のコストにも貢献しました。

太陽光発電の導入

Kindness部門

  • 受賞者:ROESG活動 女性技能員比率向上チーム
    白河工場 木田・真船、名古屋工場 大熊・藤原、泉大津工場 吉峯、市島工場 大槻、加古川工場 南、宮崎工場 立元、人事部 Diversity & Inclusion 高見・鶴野
  • 内容 :「女性技能員比率向上への取り組み」

製造現場で働く女性従業員の労働環境改善を推進するため各工場拠点の情報を集め、課題分析を行い、改善のための具体的な設備投資から実行計画を立案しました。

Integrity部門 個人の部

  • 受賞者:南アフリカ/マーケティング部 Lee Anderson
  • 内容 :「NPO法人One Hope」

貧困地域でホームレスや生活困窮者を支援するため、非営利団体を立ち上げました。食事や衣類、リハビリを提供し、社会復帰を支援する活動を行っており、現在も行政と連携を取りながら地域に根差した活動を継続中です。

Integrity部門 職場の部

  • 受賞者:南アフリカ/Joanne De Freitas
  • 内容 :「レディスミスの小学校と地域住民に地下水の汲み上げ井戸を寄贈」

1,882名の児童が通うレディスミスの小学校には水道設備が配置されていましたが、5年間もの間、水が使えない状態でした。新型コロナウイルス感染症がまん延する中、衛生面だけでなく、感染拡大防止の観点からも緊急の対応が必要とされていましたが、井戸の掘削に成功し、安全な水の供給を確保することができました。

井戸の寄贈

特別功労賞

  • 受賞者:ダンロップタイヤ中央株式会社 市原営業所 畠山 善行
  • 内容 :「木更津沖洋上にて火災船舶から6名人命救助」

特別功労賞は、人命救助など、優劣をつけるべきではない活動を表彰するものです。2022年9月、千葉県木更津港内で航行中のプレジャーボートから出火し、船釣りをしていた男性2人が燃え上がるボートから子ども含む6人を無事救助しました。その冷静な判断と勇敢な行動が称えられ、第3管区海上保安本部長名の感謝状が贈られました。

「サステナビリティチャレンジ」活動

2021年より、従業員一人ひとりのCO2削減のためのアクションや標語の募集を通して全社のサステナビリティへの意識をさらに高めるべく企画した活動、「サステナビリティチャレンジ」を行っています。2022年は、去年より3.5倍増の14,285名の参加があり、年間換算で509tのCO2削減を達成しました。

サステナビリティ活動情報の共有・研修

  • 住友ゴムグループ

2008年度からCSR活動に関する情報を従業員に提供し共有するため、毎月発行している『PULS』(社内報)に「私たちのCSR活動」というページを設け、各事業所で実施したCSR活動を紹介してきました。2020年1月より社内報がWeb化され、装いも新たに「私たちの社会貢献活動」として月2回の頻度で各事業所の活動を紹介しています。また、社内イントラネットに「CSRのページ」を公開し、住友ゴムグループの社会貢献に関する情報発信の場とするとともに、情報を蓄積していくデータベースとして、グループ従業員がいつでも必要な情報を得られるようにしています。
さらに、2021年度から始まったサステナビリティについて学ぶ機会として、グループ全社を対象とした「サステナビリティ勉強会」が2022年も開催されました。1時間の勉強会が2回企画され、総計725名の参加がありました。