ダイバーシティ&インクルージョン

働き方改革に関するトップコミットメント

  • 住友ゴム

一人ひとりを尊重し、働きやすい環境をつくります

住友ゴムは働き方改革を推進し、従業員一人ひとりが尊重され、働きがいを持つことができる会社をつくります。そのための柱は次の二つです。
多様な人、価値観や働き方を認め尊重し、一人ひとりが輝ける風土をつくります(ダイバーシティ&インクルージョン)
デジタル化(IoT、AI、RPAなど)を推進し、新しいことに挑戦する時間を創出します

多様な人、価値観や働き方を認め尊重し、一人ひとりが輝ける風土をつくります(ダイバーシティ&インクルージョン)

今、当グループには世界中に3万5千人を超える従業員がいます。その同じ志を持った世界中の仲間と自由闊達に働き、自分らしさを大切にし、お互いの個性を尊重できる場所をつくります。
多様なメンバーがいる組織からは、新しい発想や斬新なアイデアが多く生まれてきます。また、さまざまな価値観に触れることで、自分たちの常識を見つめ直すことができ、より良いものや、新しいものを生み出すことができると考えています。
住友の事業精神にも、「事業は人なり」とあります。性別・国籍・年齢・性的指向など一人ひとりが持つ属性や、個人の価値観、意見を尊重し、活力のある組織をつくり出します。

デジタル化(IoT、AI、RPAなど)を推進し、新しいことに挑戦する時間を創出します

従業員一人ひとりがもつ「強み・良さ」を、働く中で最大限に発揮し、自身の働きがいを見つけてほしいと考えています。一日の多くを占める会社での時間が、従業員にとってより価値あるものになれば、ワークライフバランスや生きがいにもつながります。
そのために、デジタルの力を借り今までの仕事の進め方を見直し、より付加価値の高い仕事や新たな挑戦に取り組みます。これまでとは異なる価値を提供し、お客さまや社会の期待を超える製品やサービスを生み出してまいります。

最後に

これらの働き方改革を推進するために不可欠なことが、コミュニケーションです。従業員が縦と横でつながることで大きな成果が生まれます。上司・部下の関係にとらわれず、おだやかな職場環境の中で自由闊達に意見を言い合える職場づくりを進めてまいります。

改革を強力に進めなければならない背景に大きな時代の変化があります。私たちを取り巻く自動車業界では100年に一度の変革の時代とも呼ばれており、ビジネスの構造自体が大きく変わろうとしています。従来の産業構造が大きく変化していくと、それに適応できない企業は生き残ることができません。それに重ねて、2019年末から発生した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、世界経済はかつてのリーマンショックを上回る大きさの打撃を受けています。世界経済はまさに恐慌状態といっても過言ではありません。
このような環境でも、生き残り、すべてのステークホルダーにとっての価値向上と従業員の幸せを追求するためには制度・風土・組織・人材のそれぞれにおいて変革が必要です。2020年初より開始したBe The Changeプロジェクトの推進を基軸として、今までのあり方にとらわれることなく、本気で「働き方改革」に取り組みます。

住友ゴム工業株式会社
代表取締役社長 山本 悟

雇用の基本方針

  • 住友ゴムグループ
  • 冊子

雇用の基本方針

従業員が住友ゴムグループで働くことで満足を得られ、従業員の成果によって住友ゴムグループも成長する。そのような健全な関係を構築するために、処遇制度・研修体制などのさまざまな仕組みや施策を通じて従業員に成長の機会を公平に提供する責任があると、当グループは認識しています。

  1. 多様な雇用環境づくりと能力開発
  2. 働きがいのある職場づくり
  3. 公平な評価と処遇

雇用の多様性の確保

  • 住友ゴムグループ

住友ゴムグループは、「多様な人材を活かし、自身の能力を最大限に発揮させることができる会社」を目指しています。
外国人採用、キャリア(中途)採用、定年退職者の再雇用、障がい者雇用、海外法人現地社員の幹部登用、非正規従業員の正社員登用などを推進し、自身の能力を活かせる採用形態の多様化やコース別人事制度のコース変更など、多様な雇用環境の整備を進めています。
特にここ数年は、働き方改革/ダイバーシティ&インクルージョンの推進に注力しています。
2017年には、所定労働時間の15分短縮や、1時間単位で有休を取れる制度を導入、合わせて配偶者が海外転勤となった際の休職制度の導入などを整え、女性が働きやすい環境づくりや管理職登用の推進を推進しています。2018年に柔軟な働き方に対応できるよう「在宅勤務制度」のトライアルの運用を拡大し、2019年2月に働き方改革/ダイバーシティ&インクルージョンプロジェクトを立ち上げ、従業員一人ひとりが働きがいとつながりを感じられる風土づくりに取り組んでいます。

従業員数男女別内訳
(住友ゴム工業単体)

従業員数男女別内訳(住友ゴム工業単体)グラフ

毎年1月1日時点。

2019年 年齢別従業員数
(住友ゴム工業の正規社員)
平均年齢 40.2歳

女性 男性 総計
30歳未満 120 985 1,105
30〜50歳 358 3,285 3,643
50歳以上 78 1,296 1,374
総計 556 5,566 6,122

(2019年1月1日時点)平均年齢40.2歳

2020年 年齢別従業員数
(住友ゴム工業の正規社員)
平均年齢 40.2歳

女性 男性 総計
30歳未満 127 1,014 1,141
30〜50歳 388 3,388 3,776
50歳以上 96 1,313 1,409
総計 611 5,715 6,326

(2020年1月1日時点)平均年齢40.2歳

従業員構成
(住友ゴム工業の正規社員)

2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度 2018年度 2019年度
新規雇用数(名) 303 276 228 207 322 355 427
新規雇用率(%) 5.5 4.9 4.0 3.7 5.9 5.8 6.7
離職者数(名) 173 182 180 193 212 231 204
離職者比率(%) 3.1 3.3 3.2 3.5 3.9 3.8 3.2
外国籍従業員数(名) 17 21 23 26 27 29 32
外国籍従業員比率(%) 0.3 0.4 0.4 0.5 0.4 0.5 0.5

障がい者の積極採用

  • 住友ゴムグループ

住友ゴムグループでは、さまざまな部門で障がいのある方が活躍しています。公共機関と相談しながら積極的に採用活動を展開し、一般事務に加え、工場での軽作業など適性を考慮して配属先を広げています。また、障がい者用のトイレやエレベーターの設置、カードリーダーを置く位置の高さに配慮するなど、行政の障がい者用基準を採用した働きやすい環境整備にも努めています。
2019年度の雇用率は2.24%と基準をクリアしていますが、今後も引き続き、精神障がい者雇用の義務化や雇用率引き上げなどの動向を踏まえつつ、より障がいのある方が働きやすい環境を整備し、積極的な雇用を推進していきます。

障がい者雇用率
(特例子会社グループ)

障がい者雇用率(特例子会社グループ)グラフ

2019年6月1日現在

定年退職者の再雇用

  • 住友ゴムグループ

住友ゴムグループでは1990年度より定年再雇用制度を開始しています。また2013年度からは再雇用者がより一層やりがいを持って働き、定年を迎えるまでに身につけた知識・経験・技能を存分に発揮してもらえるよう目標管理制度の運用を開始し、現役社員と同様に、働きぶりを処遇に反映するようにしています。

定年退職者の再雇用グラフ

多様性の尊重

  • 住友ゴムグループ
  • 冊子

働き方改革/ダイバーシティの推進のため、2019年2月に人事総務部人材開発部内にプロジェクトを立ち上げました。多様な人材が輝ける風土を醸成し、業務効率化推進により時間を生み出しイノベーションを創出することで、全従業員の幸せと企業価値向上へとつなげてまいります。
2019年度の取り組みの一例としては、個人の個性を尊重し、自由な発想や自律的な思考が生まれやすい職場風土づくりなどの一環で、オフィスでの服装自由化を実施しています。

オフィスでの服装自由化を促進

  • 住友ゴム

当社は、2020年1月からオフィスでの服装自由化を実施しました。個人の個性を尊重し、自由な発想や自律的な思考が生まれやすい職場風土づくりなどを目的に、昨年7~9月にファーストトライアル、10~12月に「EVERYDAY カジュアル・ノーネクタイでもいいDAY」をキャッチコピーにセカンドトライアルを実施したところ、社員からもその効果を実感し、継続を希望する声が多く、正式導入の運びとなりました。
社員にこの制度を柔軟に楽しんでもらうとともに、社内がカラフルに明るくなることで、より自由な発想が生まれやすい職場づくりを推進していきます。

服装の自由化により、職場の雰囲気が明るくなりました
服装の自由化により、職場の雰囲気が明るくなりました

女性の職域拡大

  • 住友ゴムグループ
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当社は、女性の活躍を推進するため、女性管理職を2020年までに2014年時点の2倍にすることを目標に掲げており、本目標については達成見込みです。多様性尊重の取り組みの一環として、さまざまなライフイベントを経た従業員が活躍できるワークライフバランス各制度の拡充や、メリハリのついた働き方改革推進のための有給休暇取得率向上の取り組みを進めています。
2歳未満の子を託児所などに預ける社員に対して託児補助を給付する「託児サポート制度」は、産休・育休からの早期復職支援の施策として、2015年に導入して以来、利用者が増加し女性のキャリア形成の支援につながっています。
また配偶者の海外転勤に伴い休職できる「海外配偶者帯同休職制度」も利用が進んでおり、一旦結婚や配偶者の転勤等により離職せざるを得ない場合も「JOBリターン制度」への登録が増加しています。

公正な評価と処遇

  • 住友ゴムグループ

【人事考課制度】

住友ゴムグループは、人事考課制度に基づいて全従業員を客観的・合理的に評価し、処遇を決定しています。人事考課には、年1回の年間人事考課と年2回の上期・下期考課があります。年間人事考課では、職能要件表に沿って従業員の職務遂行能力の向上度合いを評価し、能力開発と処遇につなげています。上期・下期考課では、目標管理表に従って半期ごとに業績を評価し、結果を賞与に反映しています。また、2018年度より上期・下期考課に「チャレンジ目標」を追加し、よりチャレンジングな風土醸成を図っています。従業員の納得性を高めるために、評価の詳細は必ず本人と面談の上通知し、また透明性を高めるため、評価項目・プロセスを明示しています。さらに、公正な評価と充実した面談が実施できるよう、新任に限らずすべての管理監督者に適宜考課者研修を実施しています。

【昇格試験】

自ら手を挙げてチャレンジし、常に自己啓発する風土をつくるために、住友ゴムグループでは、本人の申請に基づき上長が推薦する者について、課長級管理職と課長代理への昇格試験を毎年1回実施しています。
昇格試験における選抜の公正さを保つために、昇格基準を明確にしており、業務実績の発表内容や、過去の考課における成績の優秀さなどについて、役員および人事部門で公正に審査し、合否を決定しています。

社内情報発信、情報検索の強化

  • 住友ゴムグループ

2019年10月より、社内イントラネットにてダイバーシティ&インクルージョン/働き方改革について専用ホームページを新設し、情報発信を開始した。取り組み内容やKPI、考え方、取り組み状況、トップコミットメントを発信しています。
またダイバーシティ&インクルージョンの情報発信強化や、人事制度の活用を進めるため、情報検索手段としてチャットボットを社内イントラネットに新設しました。
本チャットボットの利活用を進めるため、情報発信キャラクター「チャボ」を作成し、社員がチャットボットを利用するほど成長するため、社員が愛着をもって継続して利用・育成していただけるようにしています。

情報発信キャラクター「チャボ」
情報発信キャラクター
「チャボ」

英語リテラシー向上への取り組み

  • 住友ゴムグループ

事業のグローバル化が進む中、英語力だけではなく海外の方と仕事をする上での必要な考え方や注意すべき点などのリテラシー向上が必要となっています。
人事総務部、人材開発部の外国人社員を中心にブログ形式で、海外の仕事のスタイル・考え方や英語のワンポイント等継続して発信する等の取り組みを行っています。

グローバル化ブログ「グローバルコンパス」発信メンバー
グローバル化ブログ「グローバルコンパス」発信メンバー

VOICE

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ダイバーシティ推進の取り組みを通じて、キャリア形成の意識を醸成

社会全体でダイバーシティが進む中、私自身がよく利用するのは時間有休制度です。
仕事を大切にしつつ、子供の幼稚園の行事参加もしやすくなりました。
そんな中、今年の異業種企業が集まる女性キャリアデザインセミナーに参加しました。
そこでは、様々なキャリアを築いている方たちと交流する機会となりました。こういった交流により、キャリアを考える機会が男女共に増えるといいなと思います。
今後は自身の経験を活かし、各々のキャリア形成を描くとき、家族の役割が変わるとき、自身の転勤のときなど、多様な働き方の充実を会社とともに考えていきたいと思います。

名古屋工場 品質管理課 大熊 愛子
名古屋工場 品質管理課 大熊 愛子