働きがいのある組織づくりの取組み

挑戦する風土づくり

  • 住友ゴムグループ

住友ゴム工業では、2019年11月に組織体質調査を実施し、Be the Changeプロジェクトの元、組織体質改善に努めています。4つの骨太方針「挑戦を後押しする環境」「部門・役職間の壁がなくオープンな職場」「一人ひとりがリーダーシップを発揮できる環境」「全社戦略とひもづいた生産性の高い仕事」の実現を目指し変革活動を進めています。その達成に向けて、組織健康度アンケートなどを通じ改善の状況を定期的にモニターし、組織体質改善施策の浸透と定着を図っています。

BTC組織プロジェクト

  • 住友ゴムグループ

組織体質改善プロジェクトとして2019年にBe the Change Project(通称BTC)を立ち上げ。「組織体質」と「利益基盤」の両輪強化を目的に、全社横断で各種活動を行っています。「マネジメントの巻き込み」「大きな挑戦」「働き方の改革」などを重要なポイントとし、部門の壁を越えた問題解決の推進等、より良い組織風土づくりに向けて全社で取り組んでいます。

キャリア形成を支援する諸制度

  • 住友ゴムグループ

当社では、社員の挑戦意欲や自律的なキャリア形成を支援するため、各種キャリア支援制度を用意しています。

キャリアマッチング

社員が自身のキャリア希望をデータベースに登録することで、所属部署・希望先部署・人事に表明することができる制度です。社員本人の価値観を尊重しエンゲージメントを高め、社内ローテーションの活性化を目的としています。

交換留職

部門間で提携し、お互いの人材を一定期間交換する「留職」制度です。幅広い経験と視点を持ち、部門間の懸け橋となるような人材の育成を狙いとしています。

プロジェクト公募

社内プロジェクトのメンバーに、全社部門横断的に応募することができる制度です。応募する社員は普段の業務とは異なる経験を異動することなく挑戦でき、公募するプロジェクト主幹部門は多様な人材を部門外から集めることができる効果があります。

公正な評価と処遇

  • 住友ゴムグループ

組合員の評価・処遇制度

住友ゴムグループは、人事考課制度に基づいて全従業員を客観的・合理的に評価し、処遇を決定しています。人事考課には、年1回の年間人事考課と年2回の上期・下期考課があります。年間人事考課では、職能要件表に沿って従業員の職務遂行能力の向上度合いを評価し、能力開発と処遇につなげています。上期・下期考課では、目標管理表に従って半期ごとに業績を評価し、結果を賞与に反映しています。また、2018年度より上期・下期考課に「チャレンジ目標」を追加し、よりチャレンジングな風土醸成を図っています。従業員の納得性を高めるために、評価の詳細は必ず本人と面談の上通知し、また透明性を高めるため、評価項目・プロセスを明示しています。さらに、公正な評価と充実した面談が実施できるよう、新任に限らずすべての管理監督者に適宜考課者研修を実施しています。

任用・昇格

住友ゴムグループでは、所定の要件を満たし、上長が推薦する者について、課長級管理職への任用審査と課長代理への昇格試験を毎年1回実施しています。
任用・昇格候補者に対して事前にアセスメントを実施し、その結果や過去の考課における成績の優秀さ等もとに推薦された者に対し、役員および人事部門で公正に審査し、合否を決定しています。

Challenge Awards Day

  • 住友ゴムグループ

住友ゴムグループではチャレンジングな風土および褒め称えあう文化の醸成を目的に『Challenge Awards Day』を開催しています。これは2007年に、さまざまな気付き、アイデア、経験などを全社員が共有し、仕事をポジティブに捉える機会づくりとして始まった「Love Your Work!プロジェクト」から派生した活動のひとつです。変化を先取りし、挑戦していく風土作りを目指して「Change! Challenge!」をテーマに、技術開発部門、品質部門、サステナビリティ推進部門などの優秀事例を披露・表彰し、社員がお互いに刺激しあい、高めあう良い機会となっています。

サステナビリティ表彰について詳しくはこちら

このように私たちはこれからも社員の「Change! Challenge!」を後押しする活動を展開していきます。

2022年「Challenge Awards Day」での山本社長からの講評の様子
2022年「Challenge Awards Day」での山本社長からの講評の様子